そうだ、ドトール(概念)行こう

本日の新発見。生ハムをアテにコーヒー飲んだらドトールみたいな気分になる。

これはぜひみなさんにもやってみてほしい。生ハムを前にワインやビールをグッと我慢して、ペーパードリップでお好きなコーヒーを淹れ、カップに注ぐ。まず生ハムを1枚。その塩味の消えないうちにコーヒーを口に含めば。ふわりと広がるドトールの香り。

ドトールけっこう好きなんですよ。最近あまり行ってないけど。コーヒーが美味しいのが何より良い。「すごく美味しいコーヒー」と比べれば「まあまあ美味しいコーヒー」かもしれないが、あまり好きな言葉ではないと断りつつ「コストパフォーマンス」がとても高いと思ってる。

コーヒー以外に飲むべきドリンクとしては、アイスロイヤルミルクティーがある。紅茶の香りと渋みがしっかり効きつつ、ミルクのコクが味わえる。ガムシロでしっかり甘みをつければ、夏の外出で疲れたときの休憩にぴったりだ。冬ならホットココアも甘くて美味しいし、ホットロイヤルミルクティはハニーシュガーのポーションを付けてもらえるので嬉しい。

で、ドトールはやっぱりフードが美味しい。ケーキとかはまあ普通だけど、その場で作るミラノサンドやジャーマンドックは他のカフェでは得られない美味しさがある。やはり鉄板メニューはミラノサンドA。そう、このAサンドの具が生ハムだから、生ハムとコーヒーでドトールの香りができあがる。

なので、冒頭の新発見はドトールでAサンドを食べたことない人にはまったく伝わりそうにない。すまん。

ちなみに私の推しフードはツナチェダー。普通のミラノサンドでもパンを軽くトーストするのでちょっとあったかいけど、まあ中身は基本的に冷たいのがミラノサンド。ジャーマンドックのソーセージはあったかいけど、もとがせいぜい70〜80℃くらいの感じで、わりと冷めやすい。ツナチェダーはチェダーチーズとツナをサンドしてからトースターで強熱するホットサンドなので、あっつあつ。そして中心のチーズはそう簡単には冷めない。歯茎の裏を火傷すること必至。でもあったかいご飯食べたいときに沁みるんよ。

どこかでツナチェダーが「スタッフが好きなフードNo. 1」みたいな触れ込みを見て、わかる!となった。そう、私も学生のときドトールでバイトしてたことあるので。ドトールでバイトしてると休憩中にたいていドトールのメニューで何か食べるんだけど、だんだん「冷たい食事」に飽きてくるんだよね。そこであったかいツナチェダーですよっていう気持ちが伝わった。

というちょっと思い入れのあるドトールに最近行ってないのは、子供連れてるとちょっと入りにくいのが理由のひとつかも。おやつにガッツリケーキ食べるなら良いのだけど、御飯時だとあまり子供が食べるものがない。パックのサンドイッチなんかも置いてるが、マスタードが効いてたりする(子連れ、サンドイッチはかならず食品ラベルで原材料を確認する)。結局ジャーマンドックのマスタード抜きにしてもらうか、適当な菓子パンみたいのを買って食べるみたいな感じになってしまう。まあ、だったらマック行くよね。ドトールがあるところには大概マックもあるのでね。

ただ、子供が2歳未満とかで食べ物持ち込んでも不自然じゃないくらい小さい頃、しかもわりと近所に屋外のテーブルのある店舗があって、そこはちょくちょく利用してた。外ならベビーカーをテーブル横付けしやすいし、持ち込み離乳食も目立たない。昼寝時なら、子供が寝てる間に入店して、アイスコーヒーとアイスミルク(氷無し)を頼み、アイスコーヒーを少し飲んで減らした分アイスミルクを注いでアイスラテにする、ということをやっていた。アイスミルク全部だと1歳児にはちょっと多いし、ドトールのアイスラテはミルクにアイスコーヒーを注いで作るので(ミルクにエスプレッソではなく)、納得感がある。子供も起きれば(知らぬ間に減らされた)ミルクを飲んでご満悦である。

職場の近所にもドトールあって、何回か昼ごはん食べに行ったことある。でもその店がたいへん狭くて落ち着かないので、よほどドトールの気分にならないと行かないかなあ。ドトールのこと書きまくったおかげで今まさにドトールの気分ですが。

あっなるほどこういうときに生ハムをアテにコーヒー飲めばいいのか。