2023-01-01から1年間の記事一覧

「東京工業大学混声合唱団コール・クライネス第58回演奏会」

プログラム冒頭、第1ステージの 「二つの祈りの音楽」(詩・宗左近、曲・松本望) が聴いてみたくて、仕事納めた足でミューザ川崎へ。いや仕事は納まりませんでしたが。 コール・クライネスは東京工業大学の学生中心のインカレ合唱サークル。とはいえ、100人…

みかんの推し事

日本の冬といえばみかん。 正直いって私はあまり「みかん」を食べないのだけど、子供にビタミンCを摂らせる方策のひとつとして良いなとは思ってる。冬の乾燥に耐えるため、ビタミンCを積極的に取り入れていきたい。 しかしみかんを適当に買ってきても、子供…

「Quartette Provisoireクリスマスコンサート2〜ラッソと巡るヨーロッパ」

Quartette Provisoire(カルテット・プロヴィゾワール)は「フランスのルネサンス時代の声楽作品を演奏するカルテット」(公式Xプロフィールより)。クリスマスコンサートを聴いたので感想です。といっても12月2日のことで、遅くてすみません。 小さなプライ…

林檎のおいしい季節

私の推しりんごはシナノスイート。 甘みが強く、しかし酸味と香りがそれぞれにしっかりと主張しながら、食感も含めてバランスが素晴らしい。 収穫時期が10月下旬ころとりんごの中では早めだし短いので、うかうかしてるとシーズンを逃してしまうので注意であ…

「みのりて 溶ける息/消える境」

「みのりて」という、メゾソプラノ、フルート、チェロのトリオ。そのコンサートを聴いた。 現代の曲を多く演奏する人たちなのだけど、まずあまり聞かない組み合わせで、サウンドのイメージがつかない。つかなくないですか? ところが、聴いてみるとその親和…

「永遠の都ローマ展」

金曜夜は20時までやってるとのことで、仕事終わりに行ってきた。上野の東京都美術館で12月10日まで。 https://roma2023-24.jp ローマというと、私にとっては塩野七生の「ローマ人の物語」で一通りさらった、みたいな感じで、つまりきちんとした知識はあんま…

眠らぬラムネ

午前中の集中力が絶望的なので、このところ毎日ラムネを食べている。 www.morinaga.co.jp ↑これ。会社のデスクでポリポリ食べてる。 脳はブドウ糖をエネルギーとして消費するので、ほぼブドウ糖のラムネを食べると頭がシャッキリ動く。 という森永さんの宣伝…

「駒田蒸留所へようこそ」

もちろん、早見沙織が主演という理由で観に行ったのだけど、それを抜きにしても良い映画でした。特に、早見沙織だけでなく役者さんのお芝居が全体を通じてとても素敵で、おかげでちゃんと物語に没入できた。 gaga.ne.jp キャラクターたちの仕事への姿勢が、 …

「薬師の魔女ですが、なぜか副業で離婚代行しています」

本作は小説投稿サイト「小説家になろう」に掲載され書籍化された、いわゆる「なろう小説」。著者は小鳩子鈴。 私自身はなろう小説をよく読むわけではないのだけど、『森のほとりでジャムを煮る』という作品をきっかけに小鳩子鈴ファンに。新作が出ればたいて…

11時間ねる!

何かで読んだのだけど、古代ローマ人だかは「日が沈んだら床に着いて、真夜中の0時くらいに起きてきてしばらく過ごしてから、また朝まで寝る」という生活をしていたとか。 真偽がわからん、というか出典が何だったのかもわからんし、そもそも内容があやふや…

「赤髪の白雪姫」

2015年放送のテレビアニメ1期を観た。 言うまでもなく、早見沙織の出世作。と思ったらWikipedia早見沙織項の「代表作」には入ってないですね。そうか、どちらかというと本作のオープニングテーマ曲「やさしい希望」が早見沙織の歌手デビュー曲、という位置付…

「北極百貨店のコンシェルジュさん」

それほど興味はなかったのだけど、タイミングが合ったので観てきた。 様々な動物達がお客様としてやってくる百貨店で、おもてなしをする人間の従業員の物語。全お客様が人間ではなく、全従業員は人間です。動物はほぼ全員二足歩行です。 憧れのコンシェルジ…

「バービー」

映画観てきた。 えー、これはアレです、あの、とっても良かったと思いますよ。 いや、ほんとに、好き嫌いで言ったら、えー…え?えーと、好き…か…な…?…?あれ…こ…言葉が…出な…い… みたいな感じになってる。 私の属性でこの映画を観て何かを言おうと思うと、…

悲劇のX

米澤穂信「Iの悲劇」の感想で、せっかくなのでオマージュもとの「Xの悲劇」読んでみようかと書いて、素直なのでちゃんと読もうと思って図書館で借りてきた。 これがまあ古い本で。 いや古いのは当たり前かもしれないけど、古いし、わりとボロい。しかしまあ…

ふえふけども

先日の発表会が終わってからのこの1ヶ月ちょいで、フルートが急に上手くなったような気がする。 習い始めて発表会に至るまでの1年半の間に先生に言われてきた様々なことが、妙に腑に落ちる感覚がある。 ・発表会本番の録音・録画を見て、またそれにより他人…

納豆売るぐらいあるんど

納豆が好物というほどではないのだけど、冷蔵庫にあればほぼ毎日食べる程度には納豆が好き。子供の頃は毎日のように食べていたし、今もけっこう食べる。もちろん食べない日はいくらでもあるし、なんとなく飽きてしばらく食べない期間もあった。一人暮らしの…

「HAYAMI SAORI Concert Tour 2019 "JUNCTION"」

ライブ行って感動して、円盤出たら買う〜早く出ろ〜っていう気持ちが暴走して、前回ツアーの円盤を購入した。 https://youtu.be/EVn2ygo9e1E?si=VvN-UdWjBDQ-deRT これ。しかしAmazonにも楽天にも中古しかなく、しかもプレミア付いて2万とかするのが多い中、…

「HAYAMI SAORI Tour 2023 "白と花束"」

いや突然で申し訳ないが、早見沙織が好きで、「HAYAMI SAORI Tour 2023 "白と花束"」東京公演に行ってきた。 「歌うま声優の早見沙織が好き」という話を始めるととりとめなく長くなりそうなので割愛。 今年の5月に発売したアルバム「白と花束」を引っ提げて…

「Iの悲劇」

しつこく米澤穂信。 当然ながらクイーンの悲劇三部作へのオマージュとしてのタイトルでしょう。って言っても私はどれも読んだことないんですが。米澤穂信って「自分の作品を足掛かりにミステリの名作に触れて欲しい」的なことも言ってて、特に古典部シリーズ…

ふえはうたう

フルート習ってる教室の発表会があった。 思い立ってフルート習い始めて1年半、初めての発表会。人前で、ひとりで(ピアノ伴奏はあるけど)演奏するなんて学生のとき以来では。しかし私だってもう大人として落ち着いたもんなので「失敗できない」なんてこと…

カヌレ馬鹿、浮かばれぬか

カヌレを買った。かの「極上カヌレ」を謳った店が駅の催事スペースに出店してたので、これは買って食べなければならぬと決意した。私にはカヌレがわからぬ。わたしは甘いもの好きである。和菓子でも洋菓子でも食べたり作ったりして暮らしてきた。けれどもカ…

そうだ、ドトール(概念)行こう

本日の新発見。生ハムをアテにコーヒー飲んだらドトールみたいな気分になる。 これはぜひみなさんにもやってみてほしい。生ハムを前にワインやビールをグッと我慢して、ペーパードリップでお好きなコーヒーを淹れ、カップに注ぐ。まず生ハムを1枚。その塩味…

「本と鍵の季節」

古典部シリーズ読んで気に入った米澤穂信。他も読んでみようと手に取ったのがこちらの本。 https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents_amp.html?isbn=978-4-08-744256-4 これの続編にあたる「栞と嘘の季節」と合わせて「図書委員シリーズ」と呼ばれて…

カルディシンドローム

自覚はあまりないがちょっと体調が下降気味なんだと思う。カルディで余計なものをたくさん買ってきた。 最寄りにカルディがあるのでよくコーヒーを買うのだが、体調が悪い時、メンタルがまいってる時に入るとついつい余計なものを買うムーブをかましてしまう…

つなぐ

お好み焼きのことはキャベツだと思っている。大阪風にも広島風にもまったく詳しくなく、お好み焼きというものに一切のこだわりがない私にしてみれば、お好み焼きとは「粉を出汁で溶いた生地でキャベツをつないで焼いたやつ」である。 これを子供がパクパク食…

はいにょうきん

排尿筋の話です。こう見えてブログのタイトルを少し捻って考えるのが好きなんだけど、それを見て読み始めてみたところ排尿筋の話だと知ったらさすがにがっかりするのではないかと思い、わかりやすいタイトルにしておいた。 ひょんなことから「副交感神経優位…

「猫と、とうさん」

先日観た映画。某系列の映画館のタダ券を持っていて、その期限が迫っていたので、仕事終わりの丁度良い時間の中で興味ある映画を、という消去法的に選んだ作品。 などと言うと失礼だが、猫がとてもかわいかったので良かったです。 https://catdaddiesjp.com …

あー夏休み(だった)

「夏休みが終わってしまう」という感覚がほとんど無かった。現世に生まれて初めてかもしれない。 いろいろな理由を自覚しているが、ひとことで言えば「ワークライフバランス」である。バランスが取れてるので、ワーク→ライフ→ワークの揺れが小さい。まあ〜た…

「ふたりの距離の概算」

米澤穂信の古典部シリーズ、私にとってはアニメ「氷菓」の、時系列的に続きにあたる小説。原作まったく未読なんだけど、続きあるんだ〜しかも2年生になったりするんだ〜、と思って読んでみた。 はじめて米澤穂信を読んだのだけど、途中、「ジャムにしては高…

ひまわりと遠雷

近年の気象情報の発達はめざましい。 20年前くらいまでは朝のテレビの天気予報がメインの情報源で、そこに出るのもひまわり画像と天気図くらいじゃなかった?考えてみると、ひまわりの衛星画像も「台風がすごい」くらいしかわかってなかったよな。だからこそ…