前向きな姿勢

このところ姿勢に気をつけている。とくに、骨盤を股関節にきちんと乗せることを意識している。

フルートのレッスンで先生にめっちゃ矯正されるからなんだけど、何度も言われているうちに腑に落ちた瞬間があって、なるほどこの意識で立つとたしかに呼吸が楽である。でもまあ笛を吹いてるとだんだんズレてきたりするもんで、まだまだトレーニングが必要。

なお、そんなことは歌やってれば教わるだろう、という声については、おっしゃる通り教わるんである。教わっておきながら、身になっていなかったのである。フルート習い始めて、私がいかに雑に歌をうたっていたかを思い知らされていることよ。

ということで、トレーニングと思って普段から姿勢に気をつけるようにしてるわけだが、どうも、腰への負担がだいぶ小さい気がする。ここ数年、しばしば腰を痛めることを繰り返す生活をしていて、あっこれはやばいな、そろそろくるな、みたいな不安を感じることも多かった。が、最近はその「あっやばいな」が来ても、毎度持ち直している。

考えてみると当たり前ではある。骨盤を股関節に乗せるよう意識してるということは、それまでは骨盤が股関節に乗ってなかったということ。乗ってない骨盤をなんとか支えてやるために、日常的に腰回りの筋肉や腱に負荷がかかり、疲労が蓄積する。限界が来ると炎症を起こし、強い痛みとなる。みたいなことを繰り返してたのだろう。

今でも、重いものを持ったり長時間座りっぱなしだったりすると、そのときは腰に違和感を覚えて「あっやばいかな?」とはなるが、それが続かなくなった。いやほんと快適。腰を痛めると生きる気力を失うからね。年間の何%かを腰痛と腰痛の不安に苛まれていたと思うと、QOL爆上がりである。ごらん世界は美しい。

まあ、たまたま、たまったま最近腰痛するような事象に遭ってないだけかもしれないけどねー。