映画観てきた。
えー、これはアレです、あの、とっても良かったと思いますよ。
いや、ほんとに、好き嫌いで言ったら、えー…え?えーと、好き…か…な…?…?あれ…こ…言葉が…出な…い…
みたいな感じになってる。
私の属性でこの映画を観て何かを言おうと思うと、何を言ってもすべてが間違ってる気がする。いや、「間違ってる気がする」だって言うべきじゃないのでは。
でもまあこんなブログなんで思ったことは書いておこう。
・イキるケンを見て、なんかもうとても恥ずかしい気分になった。
・没落してヨシヨシされるケンを見て、なんかもうとても恥ずかしい気分に
・話はまとまったけど結局肝心なところはいまいち伝わってない感じがよく描かれていて、なんかもうとても
・ラストの婦人科受診の件は、なんかいろいろ取り沙汰されてるようだけど、これは解釈しようと思った時点で思う壺では。
・ジェンダーやセクシャリティ、アイデンティティのお話って、なんか人類の普遍的な問題として総括されがちでは。そこが目指すところかもしれないけど、せっかくのトンガリがきれいに丸め込まれた感はある。
・という意味において「婦人科」は強めのインパクトを残したけど。
・などと雑に総括されるのを避けるためにも、方針に沿って総括しておく必要はあるのかもしれないね…
・まあとにかく内省を強いられるので、楽しいけどぜんぜん楽しめないみたいな映画だった。「あんまりそういう雰囲気にならないように」と考慮されてるのかもしれないけど、その配慮に乗ることもまた…みたいなループを、私くらい(?)になるとそこそこ楽しめるので、結局かなり「楽しい」映画だったよ〜ということで。